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2020年度実施事業
259.4kmのタフな線区「宗谷線」
宗谷線(旭川~稚内間)は、北海道北部をつなぐ、地域のカナメの線区。車窓からは原野、牧場、島など、北海道らしい景色も楽しめます。
■営業キロ/259.4km ■駅数/41駅(有人駅8駅、無人駅33駅) ■列車本数/特急上下6本 ※うち臨時2本、普通上下50本 (2021年4月1日現在)
宗谷丘陵と白い道
氷河期にできた丘陵地帯。フットパスが楽しめ、貝殻を敷き詰めた白い道が人気。
利尻山(利尻島)
姿が似ていることから「利尻富士」とも呼ばれる利尻山。車窓から眺めることができる。
SL排雪列車「キマロキ」
1970年代まで豪雪地帯で活躍。現在は「北国博物館(名寄市)」前に展示されている。
3つの国立公園を走る鉄道「釧網線」
釧網線(東釧路~網走間)は、釧路湿原を体感でき、世界自然遺産・知床の入口に駅があるなど、道東観光を支える線区です。
■営業キロ/166.2km(東釧路~網走間) ■駅数/24駅(有人駅4駅、無人駅20駅 ※うち臨時1駅) ■列車本数/上下18本(2021年4月1日現在)
釧路湿原
釧路川、日本最大の湿原・釧路湿原、湿原を取り囲む丘陵地からなる「釧路湿原国立公園」。
屈斜路湖
北海道で最も歴史がある「阿寒摩周国立公園」には、阿寒湖・屈斜路湖・摩周湖がある。
流氷
野生動物が生息する、世界自然遺産「知床国立公園」。流氷アクティビティが人気。
世界を魅了する、絶景パノラマルート「富良野線」
富良野線(富良野~旭川間)は、北海道らしい絶景の中を走る線区。海外の観光客にも人気が高い富良野・美瑛エリアの観光に一役買っています。
■営業キロ/54.8km ■駅数/18駅(有人駅4駅、無人駅14駅※うち臨時1駅) ■列車本数/上下38本(2021年4月1日現在)
ファーム富田
ラベンダー観光の発祥地。日本最大級のラベンダー畑が見頃の時期は、観光列車が運行。
青い池
青い水面と立ち枯れた樹木が神秘的な景色を創り出す。秋〜冬期はライトアップで青がより印象的に。
冬の丘陵
丘一面が純白の世界になり、樹木は氷をまとう冬は、満天の星の観測におすすめ。
地域と日本の「食」を守る大動脈鉄道「石北線」
石北線(新旭川~網走間)は、日常生活を支える北海道の幹線。北海道産の農作物などを全国に届けるためには、なくてはならない線区です。
■営業キロ/234.0km ■駅数/32駅(有人駅4駅、無人駅28駅) ■列車本数/特急上下8本※うち臨時4本、普通上下55本※うち普通列車1本(2021年4月1日現在)
層雲峡
約24kmにおよぶ渓谷で、柱状の断面を持つ岩壁や滝などが見られる。古くからの温泉街も有名。
丸瀬布森林いこいの森
森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」が走る公園。自然に囲まれたキャンプ場や昆虫生態館もある。
北見ハッカ記念館
昭和初期、世界一のハッカ生産地だった北見。当時の様子を伝える資料やハッカ蒸溜の様子を見られる。
朝日に一番近い町へと続く「花咲線」
花咲線(釧路~根室間)は、日本本土最東端へ至る重要線区。希少な野性動植物が暮らす、壮大な自然に囲まれています。
■営業キロ/135.4km ■駅数/19駅(有人駅3駅、無人駅16駅) ■列車本数/上下16本(2021年4月1日現在)
厚岸湾
全国的に有名な「厚岸のカキ」を養殖。沖合では、サンマ漁などが行われている。
厚岸湖・別寒辺牛湿原
オオハクチョウの中継地・越冬地、タンチョウの営巣地でもあるように、多数の野鳥が飛来。
霧多布湿原
夏期には約300種の花が咲き乱れる「花の湿原」。100~200種の野鳥が生息している。
北海道の3エリアをつなぐ
「根室線(滝川・新得間)」
根室線(滝川~新得間)は、空知(そらち)・上川と十勝をつなぐ、重要な線区。アクセスの良さから、特に夏は観光でも活躍します。
■営業キロ/136.3km ■駅数/17駅(有人駅3駅、無人駅14駅) ■列車本数/滝川〜富良野間上下18本、富良野〜東鹿越間上り5本、下り4本(2021年4月1日現在)
たきかわスカイパーク
グライダーや軽飛行機の体験飛行ができる、日本初の本格的航空公園。博物館や遊具もある。
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設
元炭鉱マンのガイドで、旧住友赤平炭鉱の立坑櫓内部などを見学するツアーの拠点。
かなやま湖
湖畔には2つのキャンプ場、森林公園などがあり、カヌー、釣り、白浜の水辺などを楽しめる。
100年以上、地域を支える
「室蘭線(苫小牧・岩見沢間)」
室蘭線(沼ノ端~岩見沢間)は、通学や通院などの利用が多い、暮らしに密着した線区。沿線には数々の鉄道遺産があります。
■営業キロ/67.0km ■駅数/13駅(有人駅2駅、無人駅11駅) ■列車本数/苫小牧〜追分間上下16本、追分〜岩見沢間上下14本(2021年4月1日現在)
道の駅あびらD51ステーション
鉄道資料館を併設する、道の駅。蒸気機関車とともに、屋外には北海道仕様の特急列車を展示保存。
菜の花畑
安平(あびら)町には、北海道に春の訪れを告げる菜の花の畑があちこちに。
ゆにガーデン
リナリアの丘やハーブを中心とした、英国風庭園。花観光の人気スポットのひとつ。
太平洋沿いのまちを結ぶ「日高線」
日高線(苫小牧~鵡川間)は、主に太平洋に沿って走り、通勤・通学など生活の足として、地域に頼られている線区です。
■営業キロ/30.5km ■駅数/5駅(有人駅1駅、無人駅4駅)■列車本数/上下17本(2021年4月1日現在)
むかわ町立穂別博物館
地元で産出する、中生代白亜紀後期に生息していた首長竜・モササウルスなどの化石を展示。
浜厚真(はまあつま)海浜公園
北海道では珍しい、絶好のサーフポイント。シーズンには、多くのサーファーでにぎわう。
勇武津(ゆうぶつ)資料館
八王子千人同心移住200年を記念して開館。弁天貝塚から出土した資料などを展示。
道内最長の路線「函館本線」
函館線(旭川~函館間)は約458kmと非常に長く、その沿線には山や海、湖など様々な景色が広がります。
■営業キロ/458.4km ■駅数/90駅(有人駅39駅、無人駅51駅)
大沼国定公園
渡島半島の中央部、七飯町、鹿部町、森町の3町に跨って広がる、面積およそ9,000haの自然公園。
北海道と本州を結ぶ「北海道新幹線」
北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)は2016年3月26日に開業し、2030年度末には札幌の延伸を予定しています。
■営業キロ/148.8km ■駅数/4駅
北海道新幹線